ペガサスターボとズームフライフライニットのどっちをレースで履くか問題

ペガサスターボとズームフライフライニット
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私にとって、とても悩ましい問題がある。

フルマラソンのレースシューズをナイキのズームフライフライニットとペガサスターボのどちらにするか問題だ。

ヨメ
ヨメ

そんなの知ったこっちゃねーよ。
好きな方で走れよ。

という声が聞こえてきそうだが、その通りである。

しかし、サブ3~サブ3.5を目指すランナーにとって同じような悩みをかかえている人も多いのではないかと思う。

私自身は2018シーズンでサブ4を目指すためにペガサスターボを購入しサブ4達成

サブ3.5を目指すためにズームフライフライニットを購入しサブ3.5達成

なぜこんな悩みが出てくるかと言えば、ペガサスターボが素晴らしいランニングシューズだからに違いない。

私のランナーとしてのレベルはサブ3.15を目指しゼーハートレーニングを頑張っているレベルである。

今後のレースシューズを決めるために、実際のレース結果も参考にしてレースシューズについて考えてみた。

結果、現段階ではズームフライフライニットでフルマラソンを走ることとなりそうだ。

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ペガサスターボとズームフライフライニットの特徴比較

まずは簡単にそれぞれのシューズの特徴を比較まとめてみた。

個別のレビューは下記の記事を読んでいただきたい。

参考【レビュー】 ペガサスターボ (限定カラー)|サブ4目指すランナーに履きこなせるか

参考【レビュー】ズームフライフライニット駅伝パック|打倒サブ3.5シューズ

ペガサスターボズームフライフライニット
重さ244g256g
特徴ズームXカーボンプレート

確かナイキのサイトでは、ペガサスターボは練習シューズ、ズームフライフライニットはレースシューズとして位置づけされていた。

しかしターボの練習用とは、超トップ選手の練習だ。

我々鈍足市民ランナーにとって、どちらをレースに使っても問題ないと思う。

 

ペガサスターボの特徴は、世界最速シューズのヴェイパーシリーズで使われているミッドソール「ズームX」が使われている点。

見た目に反して、とても軽い。

そして柔らかいのに弾む。

一方、ズームフライフライニットの特徴は、世界最速シューズのヴェイパーシリーズで使われているフルレングスのカーボンプレートが入っている点。

バネシューズだ。

ペガサスターボは今まで履いていたランシューから履き替えて違和感がないが、ズームフライフライニットはとても違和感を感じる特徴のあるシューズ。

レース結果

さて今後のレースでどちらのランニングシューズを履くか検討するにあたり、私の過去のレースを振り返ってみた。

日程大会タイムシューズ
2018年10月28日横浜マラソン20183時間54分ペガサスターボ
2018年11月23日第31回大田原マラソン大会3時間48分ペガサスターボ
2018年12月9日第14回さのマラソン大会3時間41分ペガサスターボ
2019年3月17日2019板橋Cityマラソン3時間29分ズームフライフライニット

昨シーズン、ガチで走ったフルマラソンは4本。

横浜マラソンで初のサブ4を達成した。

その後、順調にタイムを更新し、最速はズームフライフライニットだ。

じゃあズームフライフライニットを履けばいいと思うが、ここが難しい。

走力が向上しているからだ。(きっと)

板橋マラソンでペガサスターボを履いていればもっとタイムを更新できたかもしれない。

じゃあどこで判断するかって?

ランニングシューズに求めるのは、スピードが出るか?後半、脚が残っているか?だろう。

後半の落ち込みを見るためにも、ラップ表と共に4レースを振り返ってみたいと思う。

横浜マラソン

横浜1横浜2横浜3

ペガサスターボの初戦。

4レースの中で一番気温が高かったが、一番余裕のあるレースだった。

はじめてのサブ4を達成するために、慎重にレースを進めた。

なぜ余裕があったか?

それはサブ4以上の走力があったからだろう。

最後の5キロが最速の非常に気持ちがいいレースだった。

後半もしっかり脚が残っていたということになる。

大田原マラソン

大田原1大田原2大田原3

ペガサスターボの2戦目。

制限時間が4時間という非常にレベルの高い大会だ。

申し込み時点ではサブ4していなかった私にとってチャレンジ大会だった。

中盤のスライド区間では、すぐ後ろに関門の車が来ているヒヤヒヤ展開だった。

前半下り、後半上り&超向かい風といった条件。

ラップタイムを見てもコースの特性通り前半の方が速く、後半失速している。

比較的後半粘り強いのが、私の長所だと思っているが40キロ以降心が折れている。

強烈な向かい風のせいなのか?

上り坂で脚が売り切れたせいなのか?

最後非常に苦しかったことを覚えている。

さのマラソン

佐野1佐野2佐野3

ペガサスターボの3戦目。

大田原とは逆の前半上りで後半下りのコース。

中盤に長い上り坂があるが、一気に駆け上った。

ラップを見てもどこが坂かよくわからない。

後半からペースを上げようと思っていた作戦通り実行することができた。

しかし、35キロ過ぎからフクラハギがピクピクしはじめ、40キロからは攣る寸前のモードとなってしまった。

板橋マラソン

板橋1板橋2板橋3

ズームフライフライニットでの初戦。

フルマラソンは初戦だが、新宿ハーフ・青梅30キロでズームフライフライニットを履いて走っていたので、ある程度のイメージはできていた。

この大会ではサブ3.5を狙っていた。

35キロ以降非常にしんどかったけど、サブ3.5という目標があったおかげか、最後まで超粘れた。

タイムも落ち込んでいないので、体は重かったけど脚はそこそこ残っていたと思う。

レース結果から

感想を簡単にまとめるとこんな感じ。

  • 一番余裕があった横浜マラソン(ペガサスターボ)
  • 一番心が折れた大田原マラソン(ペガサスターボ)
  • 一番脚に来たさのマラソン(ペガサスターボ)
  • 一番頑張れた板橋マラソン(ズームフライフライニット)

しかし、コースも違えば、その時の走力も違う。

タイムに対するモチベーションも違う。

比較するにあたっての条件が違いすぎるのだ。

これが、ペガサスターボとズームフライフライニットのどちらを履くべきか問題の根底。

ポイント練習での感触

マラソン大会でのシューズの比較は、レース間隔が空くため走力が変わってしまう。

なのでレースタイムの結果からシューズの比較をするのが難しい。

ということで私が最近毎週水曜日に実践しているポイント練習で2つのランニングシューズを比較してみることにした。

間隔は1週間なので、走力はほぼ同じとみていいだろう。

練習内容は最近取り組んでいる1000m×3本の4分カット。

ヨメ
ヨメ

5本頑張れよ!

この記事のために一番嫌いな1000mのスピード練習を400mトラックで2週間連続で行った。

ペガサスターボ(1週目)

ペガサスターボ

土のトラックで1キロダッシュ。

今まで4分切ったことなかったのにあっさり切れた。

感想としてはやっぱりペガサスターボっていいよね。ってところ。

ズームフライフライニット(2週目)

ズームフライフライニット

青い陸上競技場のトラックで1キロダッシュ。

ギリギリ4分切れた。

全然ダメだった。

ポイント練習から

なるべく近い条件でと望んだポイント練習。

走力も脚の疲労もほぼ同条件だったといって問題ないだろう。

ピッチもどちらも185と同じ。

オートラップで計測しているのだが、GPSのズレのため、ズームフライフライニットでの2本目と3本目は40mくらい多く走らされているので、タイムもほぼ一緒だったと言える。

しかし、キツさが全然違った。

ペガサスターボの方が楽で、ズームフライフライニットの方がキツかった。

なぜか?

ランシューの違いか?

 

ズームフライフライニットで走ったときは前日飲み会に行った翌朝。

そして気温差が21℃から27℃とプラス6℃(ガーミンより)。

ペガサスターボは涼しい夕方、ズームフライフライニットはピーカンの午前中だったので、体感温度はもっと違ったと思う。

 

結局条件が違いすぎるのだ。

ヨメ
ヨメ

おめーのせいだろ!

 

しかし、どちらが走りやすいかの結論は出た。

ペガサスターボの方が断然走りやすい!

 

よかった。

結論が出た。

今後はペガサスターボでいこう!

 

とはならない。

フルマラソンと1000mじゃ全然違う競技だった。

走ってみて思ったよ。

ひろっしー
ひろっしー

バカよね。

まとめ

同じ条件(コース・気温・走力・気力)でフルマラソンを走ってみれば、タイムからどちらのランシューが良いかの結論が出せるが、それは不可能。

検証してみたのにこんな結果になって申し訳ないが、結局フィーリングで決めるしかないと思う。

 

私はズームフライフライニットでフルマラソンを走ることにした。

なぜならば、違和感のあるシューズ故、終盤に効果がありそうだからだ。

一番結果も出ている。

 

ペガサスターボ2を買ったら、どちらを履くか、わからんけどw

 

より軽くなったペガサスターボ2を購入しました。

参考【レビュー】ナイキ ペガサスターボ2|初代ペガサスターボと比較

ひろっしー
ひろっしー

これはどっちを履くかより悩ましくなりました。

 

ズームフライフライニットを履き始めてすぐランナー膝(腸脛靭帯炎)になったのは内緒だぜ。

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