最近、城西大学の駅伝めちゃくちゃ強くないですか?
2023年度の結果です。
出雲駅伝 | 全日本大学駅伝 | 箱根駅伝 |
---|---|---|
3位 | 5位 | 3位 |
紛れもない強豪校!
記録が伸びなくなった中年オジサンも速くなりたい!
ということで調べてみると、城西大学は低酸素トレーニングを練習に取り入れていることがわかりました。
その名も日本初の高地トレーニングスタジオ「ハイアルチ」。
今回、ハイアルチを体験できるメンバーを募集していたので応募してみたところ、ご縁を頂き、実際にハイアルチを体験することができたので紹介させていただきます。
お得な紹介特典があるクーポンコードあるので、気になる方はぜひ一度体験してみてください。
※本投稿は、ハイアルチからの依頼及び活動支援に基づくものです。
ハイアルチとは?
ハイアルチは、トップアスリートたちを支えてきた「高地トレーニング」を応用し、年齢や性別に関係なく、誰でも手軽に利用できるスタジオとして提供しています。
引用:ハイアルチ
Qちゃんと同じようにボルダーで高地トレーニングがしたい!
「高地トレーニングがいい」と聞いたことがあっても、市民ランナーがボルダーで合宿をするのは無理っすよね。
一回合宿に行くのに200〜400万円もかかるとかかからないとか。
そんなボルダーまで行かなくても、近くのジムを高地環境にして、誰でも手軽に低酸素トレーニングができる環境を提供してくれるのがハイアルチです。
低酸素状態でトレーニングを行うことによって、赤血球のヘモグロビン数の増加などが期待でき、持久力の向上に繋がります。
また、ミトコンドリアを活性化することで、代謝が良くなりダイエット・美容効果があったりと、ランナーじゃなくても良いことがたくさんあるみたいです。
少ない時間や強度で負荷の高いトレーニングができるので、時短や怪我の予防などの効果も期待できますね。
30分で2時間分のトレーニング効果があるそうです。
60分ジョグしたら4時間分ってことなので、フルマラソン1本分の効果ってこと?
ドラゴンボールのプチ「精神と時の部屋」で修行できます。(重力は10倍じゃない)
ここで修行してサブ3してみせる!
標高2,500mってどんな環境?
ハイアルチは標高2,500mと同じ低酸素環境ということなので、どのような環境なのか調べてみました。
ハイアルチの低酸素は、標高の高い場所で低酸素になる仕組みと異なります。
ハイアルチも高地も空気の割合は、
- 窒素78%
- 酸素21%
- 二酸化炭素などのその他1%
といった割合で構成されています。
この割合は高地に行っても変わりません。
ハイアルチ | 高地 | |
---|---|---|
気圧 | 変わらず | 低い |
空気の量 | 変わらず | 少ない |
酸素の割合 | 少ない | 変わらず |
標高が2,500mの高地になると、空気が薄い=空気が少ない状況となります。
酸素の割合は変わらないのですが、そもそもの空気の量が少ないので低酸素状態となります。
一方ハイアルチは、空気の量は変えず、酸素の割合を減らすことで高地と同じような低酸素状態を作っているそうです。
ハイアルチ代表のnoteにめちゃくちゃわかりやすい表が載っていたので転載させていただきます。
酸素の量は、平地での21%に対して、標高2,500mでは15%となります。
図を見てわかるように、ハイアルチは空気の量が平地と変わりません。
イコール気圧が変わりません。
ハイアルチは空間内の酸素を減らすことで、相対的に窒素の量が増えて低酸素状態となります。
なので、空気の量は減ってないけど酸素の割合が低い状態=低酸素状態ということです。
空気の量が変わらない=気圧が変わらないので、高山病のリスクなどが少ない環境で低酸素でのトレーニングが可能となります。
標高2,500mってどんな場所?
興味本位で標高2,500mがどんな場所なのか調べてみました。
標高2,500mというと、ちょうど森林限界の標高となるようです。
森林限界(しんりんげんかい)とは、高木が生育できず森林を形成できない限界線を指す。
引用:wiki
そんなところを走るのやばすぎだろw
富士山
富士山でいうと六合目(2,390m)と七合目(2,700m)の間です。
登ったことある人だとイメージしやすいのかな。
ランナー的に言えば、富士登山競走の五合目コースのゴール地点よりも上です。
アディスアベバ
エチオピアの首都です。
裸足の英雄アベベのエチオピアです。
エチオピアの選手のマラソンの強さは言うまでもないでしょう。
カリマバード
パキスタンの都市です。
風の谷のナウシカの世界に似てると言われているそうです。
ということは、ユパ様は間違いなくサブ3ランナーでしょう。
調べてみると世界にはもっと標高の高い都市もたくさんあり、驚きました。
と、全く役に立たない情報を仕入れてから、ハイアルチを体験してきました。
ハイアルチ体験の流れ
体験予約
まずはWEBから通いやすい店舗の体験予約をしましょう。
店舗によって、パーソナルトレーニングやヨガの有無などの違いがあるようです。
予約後に事前アンケートのメールが届くので、回答しておきましょう。
初回は色々説明などもあるので、全部で1時間程度時間を見ておいたほうが良さそうです。
着替えなどもあるので、予約時間の15分前に行きます。
持ち物は、
- 運動する服
- 室内用シューズ(貸出もあるみたい)
- タオル
今回、私はジム(トレッドミル)でランニングするのが初めてだったので、気になることを事前に質問してみました。
Q.靴って普段履いてるので良いんですか?カーボン?ジョグ用?薄底?
A.外用のシューズで大丈夫です!床が汚れないよう、アウトソールだけ拭いたものをお持ちください。ロードみたくシューズの反発はほとんど返ってこないので、カーボン入りは逆に走りにくいかも…
軽くて普通な感覚なシューズが良いかなと思ったので、ハイペリオンテンポにしました。
Q.冬でも半袖短パンでOK?
A.半袖短パンで十分です!年中ノースリの人もいたりしますw
普段荒川を走るときよりお洒落したくなるのは気のせいかしら?
Q.何かトレミならではの持ち物あります?
A.汗をかきやすいので、タオルはお持ちください。
トレミで走ってみると坊主のせいで汗がすごいので、ヘッドバンドを購入しました。
Q.走ってシャワー浴びて着替えて帰る感じっすか?
A.シャワー浴びる人もいますが、汗拭きシートだけで着替えて帰る人が多いです。
走り終わった後に、シャワーでスッキリできるんですが、またYシャツに着替えるのがすごく嫌。
Q.故障中なんですが、ウォーキング&軽くジョグでも大丈夫ですか?治ってからガッツリの方がいいっすか?
A.ウォーキング&ジョグでも十分です!僕もリカバリー目的で使うことも多いですよ。バイクもあるので良ければぜひ。
1ヶ月位、膝の痛みにやられてるんですが、トレッドミルのおかげか、実際走ってみても痛くなりませんでした。
ということで、勇気を出して体験してみました。
体験キャンペーンなどもやってるので、公式HPをチェックしてみてください。
受付
受付で体験予約をしてる旨を伝えると、早速流れを説明してくれます。
まずは、血中酸素濃度・血圧・体調のアンケートをタブレットに入力します。
体調の入力は体験の時だけでなく、実際に入会した後も最初に毎回行います。
なんのスポーツやってんの?なんて質問もされた気がします。
着替え準備
施設の設備(更衣室・ロッカー・トイレ・シャワールーム)などの説明を受けてから着替えます。
更衣室は、洋服屋さんの試着室みたいな感じで一人づつ着替えます。
体重計が置いてあるので、私は毎回トレーニング後に体重を測ってます。
トレーニングスタート
準備ができたら、いざ低酸素ルームへ!
低酸素ルームに入っても、全く何も感じません。
息苦しいなんてことは全然無くて、本当に低酸素なの?って感じです。
まずは、歩きながら低酸素でトレーニングをする効果などの説明を聞きます。
トレッドミル初めての私は手すりに掴まりながらよちよち歩きw
5分くらいすると大分慣れてきました。
歩いても息苦しさはなし。
歩く時はなるべく大股で歩くと良いそうです。
手摺無しで軽くジョグできるくらい慣れてくると、簡単なトレーニングメニューをやってみましょうとのこと。
各マシーンにタブレットが付いていて、トレーニングメニューの選択ができます。
まずは軽くということで、ダイエットメニューのレベル7だったかな?
ダイエットメニュー?なめるなよ!
と思ったんですが、この後私の勘違いで初回からかなりヒーヒーするトレーニングになってしましました。
トレーニングメニューはインターバル走。
30秒ごとに、14km/hのダッシュと7km/hの歩きを交互に行うメニューでした。
しかし、トレッドミル初心者の私。
時速表記に慣れておらず、14km/hや7km/hの表示に気が付かずに、掲示されたメニューと違うメニューを行ってしまいました。
やったのは、
- 30秒ダッシュ
- 30秒ジョグで繋ぎ
これめちゃくちゃシンドい。平地でもキツイよね?
5本くらい終わった段階で、時速表記の存在に気がつくも、今更設定を変更するのも嫌なのでなんとかギリギリ完遂。
トレーニングが終わり、トレッドミルを降りるとフワフワする感じwww
走り終わった後のSpO2(血中酸素濃度)は76だったかな?
酸欠状態で、めっちゃシンドい。
このフワフワ間は、やっぱり低酸素トレーニングが影響しているの?
それともトレッドミルで走るとフワフワするもの?
ほらトランポリンで遊んだ後って、地面に降りるとすごい変な感じするじゃないですか。
終わってジムを出てからも、しばらくフワフワした感覚は続きました。
今回はトレッドミルが初めてだったり、病み上がりだったりと他の要因もあったかもしれませんが、いずれにせよ故障中で脚に負荷をかけられない中で、心肺にはインパクトの大きなトレーニングできたのではないかと思います。
ちなみに、平地だとSpO2を80台にするのも中々難しいみたいで、水泳選手が超きついインターバル5本やって、やっと届くか届かないかのラインらしいです。
初回体験からいいトレーニングできました!
アプリのダウンロード
ハイアルチ
Method Incorporated無料posted withアプリーチ
体験後、入会する場合は次回以降の説明を受けます。
ハイアルチでのトレーニングは予約制になっていて、スマホのアプリで予約を行います。
1コマが30分で、間に10分休憩が入っています。
1日最大2コマまで予約ができるようになっているので、2コマ利用した場合は2回利用したという風にカウントされます。
予約した時間の1時間前までアプリでキャンセルができるようになっているので、急な仕事の対応でいけなくなった場合も安心です。
最後にアプリを使ってのチェックインの方法を聞いて終了。
ハイアルチでのトレーニング内容は、随時ラン日記にも書いていくので参照いただけますと幸いです。
ハイアルチの設備
ハイアルチの設備を紹介させていただきます。
自走式のトレッドミル
トレッドミル(ランニングマシーン)には電動式と自走式の二種類があります。
- 電動式:電気の力で勝手に床が流れていく
- 自走式:自分の力で床を回して進んでいく
私のイメージしていたトレッドミルは、電動式でした。
ハイアルチで採用されているのは自走式のトレッドミル。
前方がちょっと坂で上がっていて、その部分に乗るとベルトコンベアがどんどん回っていきます。
ハムスターの回し車のイメージです。
自走式のトレッドミルは、電動式に比べて
- 酸素消費量(32%増)
- 心拍数(16%増)
- カロリー消費量も20-30%多い
と、トレーニングにはいい事ずくめ。(参考)
一方デメリットとすると、電動式だとできる傾斜をつけたトレーニングや、一定のスピードに設定して走ることはできません。
この自走式のトレッドミルが、私にとってめちゃくちゃいいんじゃない?って思ってます。
というのも、自走式のトレッドミルは、ちゃんと乗り込んで?走らないと進まないんです。
極論ですが、電動式のトレッドミルは、上にピョンピョン飛び跳ねさえできれば、勝手に床が進んでいきます。
電動式のトレッドミルばかり走るとフォームが悪くなっちゃうと言われてるとかいないとか…。
自走式のトレッドミルではそうはいきません。
前傾ができていない私の後重心のフォームで走ると、すぐにマシーンが反応してしっかりスピードが遅くなります。
乗り込むって表現があまり適切ではないかもしれませんが、しっかり前に乗せていく感じ?
ちゃんと一定のリズム・同じフォームで走らないと、ペースもバラバラに。
ちょっとリズムが狂って前の方に行き過ぎると、スピードが速くなってハムスター状態に陥ります。
自走式のトレッドミルは、集中して良いフォームで走る。
自走式のトレッドミルでランニングフォーム改善も期待できちゃうんじゃない?と期待しております。
筋トレ&バイク
トレッドミルだけでなく、筋トレの設備やバイクもあります。
心拍計とトレーニングデータ
ハイアルチでトレーニングする時は、トレッドミルに置いてある心拍計をセットします。
心拍計自体は、ガーミンなどのランニングウォッチについているものと同じだと思います。
入会時にこのバンドの部分を購入する必要があります。
この心拍計をつけて走ることによって、モニターにリアルタイムに自分の運動強度が表示されます。
また、トレーニング後にアプリでトレーニングの消費カロリー・運動強度・酸素濃度・心拍数を確認することできます。
ハイアルチを利用するようなランナーの場合は、ランニングウォッチなどで心拍数を測っているので、特に必要なさそうですが、面白いデータが見ることができたので紹介します。
低酸素の環境で2日間合計90分ジョグしただけで消費カロリーが4630Kcal!
すごっ!
これは、トレーニング後のアフターバーン効果というものも加味されている消費カロリーとのことです。
運動後にも体がエネルギーを消費しつづけることを「アフターバーン効果」と呼びます。
ハイアルチでは代謝を支える酸素の消費量が増加するため、エクササイズ後もカロリーや体脂肪の燃焼に貢献します。
引用:ハイアルチ
アフターバーン効果は高強度・長時間トレーニングを行った際に大きくなり、低酸素の環境下でのトレーニングでは、よりアフターバーン効果が見込めるそうです。
これはダイエット効果が高そう!
ハイアルチを健康促進やダイエットのために利用している人が多いというデータもうなずけますね。
更衣室とロッカー
左手がロッカー。
右手の更衣室で着替えた後の荷物は、トレーニング中はロッカーに入れます。
トイレ
トイレにはランニングシューズのまま履けるスリッパがありました。
シャワー室
きれいなシャワールーム。
アチコチにめっちゃ汗飛ばしてスイマセン。
汗ごめんなさいと謝ったら、スタッフが毎回掃除をしてくれるそうなので、そのままでOKとのことでした。
申し訳ないし、汗が目に染みるので、ヘッドバンド購入してみました。
ヘッドバンドいい感じです。
料金プラン
店舗によって費用が違うみたいですが、参考までに紹介。
プラン | 費用(税込) | 回数/月 | 備考 |
---|---|---|---|
デイ | 11,000円 | 4回 | 利用時間、曜日制限あり |
ウィークワン | 13,200円 | 4回 | |
スタンダード | 17,600円 | 8回 | 一番人気 |
プレミアム | 20,900円 | 30回 |
体験時に、「より低酸素トレーニングでの効果を発揮させるためには週3回は利用をお願いします」との案内がありました。
週に2〜3回利用することを考えると、やはりスタンダードプランですね。
月の会費の他にかかる費用としては、
- 入会金 11,000円
- 事務手数料 5,500円
- 心拍ベルト 2,200円(紹介特典あり)
入会金や事務手数料はキャンペーンをやっていることもあるので、公式サイトをチェックしてみてください。
その他、オプションやパーソナルトレーニングも別途用意されています。
考えたら普通のことですが、普通の低酸素じゃないジムより高いです。
都内にある低酸素ジムをまとめてみました。
まとめ
以上、誰でも気軽に低酸素トレーニングができるジム「ハイアルチ」を紹介させていただきました。
料金はちょいとお高いけど、
- アスリートが遠征合宿しなければできなかった低酸素トレーニングができる。
- 30分で2時間分の運動強度がある。
時間効率が4倍になって、しかも低酸素トレーニングでの持久力向上・ダイエット・美容の効果を考えたら全然高くない気もしてきます。
大事なマラソンシーズン大詰めで、1ヶ月位、膝が痛くてまともなトレーニングが出来ていない私にとっては救世主。
今回、TEAMハイアルチとして3ヶ月間、低酸素トレーニングを体験させていただくことになった私。
他のTEAMハイアルチの男性メンバーをSNSで見てみると、サブ3してないのは私だけ?なハイレベルです。
「ハイアルチのお陰でサブ3できました」という結果を出すのは私しかいない!
と勝手にプレッシャーを感じております。
なんとしても、このご縁の成果をハイアルチさんには結果で返したい!
しかし万が一、万が一サブ3達成できなかったときのために、紹介コードをご案内させていただきます。
紹介コードの入会特典と対象店舗は下記の通りです。
- 特典:入会時に必要な心拍ベルト(税込2,200円)をプレゼント
- 対象店舗:東日本橋、春日、巣鴨、祖師ヶ谷大蔵、下北沢、船橋
※体験のみの場合は、心拍ベルトのプレゼントはありません。
ハイアルチが気になる方は、紹介コードを利用して体験してみてください。
今はハイアルチの効果で、故障明けのポイント練習をどれくらいの設定で走ることができるのかが楽しみです。
毎週ラン日記を更新、Xで練習内容の投稿をしているのでぜひ見てください。
必ずサブ3します!
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